【コラムvol.65】
            ピリッの中身
 
こんにちは。ヤマダです。
 
2019年、始まりましたね。
皆さまはお正月、いかがお過ごしでしたか?
私は…正月早々お腹を壊し、
しかも結構ひどくてなかなか治らず、
お正月料理を堪能し切れなかったことが
心残りです(泣)
 
さて、
東京へ戻りすぐに、幼稚園の新学期が始まり
一週間が経ちました。
すっかり日常の生活に戻ったものの、
未だになんだか、エンジンがかかり切れてない感が
否めません…。
 
実は、先週からコラムも再開すべきところ、
まさかまさか、
すっかり抜けてしまうという失態…!!
(普通は少なくとも姉妹のどちらかが覚えていて
    お尻を叩き合ってるのですが笑)
 
少しピリッと喝を入れねば!!
 
と反省しつつ、
「ピリッ」と言えば思い出したことを
本日はコラムのネタに…(笑)
 
私ヤマダ、
最近ハマっているピリッがあります。
 
 
七味なんですが。
 
 
先日、私の七味観を変える七味に出会いまして。
 
群馬県富岡市の
吉田屋の七味とうがらし(中辛)
です。
 
義父が知人からのお土産でもらい、
「美味しくて、つい何にでもかけてしまう」と、
一袋お裾分けしてもらったのがきっかけでした。
 
七味と言えば、
実家では、東京のやげん堀を愛用していましたが、
普段我が家では、
手に入りやすい市販の七味を使っていました。
 
そもそも七味って、ほんの少量しか入れないので、
どこのものも、大差ないと思っていたのです。
 
しかし、
吉田屋のこの七味は、まるで違いました!
 
辛味が主張せず、
ほのかに広がる香味や風味…。
 
うどんやお蕎麦にはもちろん、
添付されていたリーフレットによれば
焼きそばや味噌汁、白ごはんにふりかけとしても
お勧めとのこと。
試さずにはいられず、
やってみたところ、どれもこれまた合う !
 
もうこれは、「my七味」として
持ち歩きたい勢いです…!
(ちなみに中辛の他に、大辛・特辛もあるらしく、
こちらも試してみたい…。)
 
ところで、
ふと調べてしまったのですが、
「七味唐辛子」の中身、
決まった七種類があるわけではない
ということ、ご存知ですか?
 
一般的には、
唐辛子のほかに山椒・麻の実・胡麻が共通し、
その他は、
しそや生姜・けしの実・陳皮(みかんの皮)、
と違いがあるそうです。
それぞれ店によってその七種類が違うとは、驚き!
 
ちなみに、
吉田屋の七味唐辛子の原材料を見たところ、
「唐辛子・みかんの皮・胡麻・青のり・山椒・
麻の実・しそ」。
 
なるほど…。
個人的には、この、みかんの皮、青のりの
調合具合が、吉田屋の七味の
絶妙な風味を作り出している気がします。
 
店によって、七つの種類がそれぞれ違い、
また調合具合も違うときたら、
同じ「七味唐辛子」を名乗っていても、
全くもって違う風味になりますよね。
 
ううう…。
いろんなお店の七味を食べ比べたくなってきました…。
 
ちなみに、
「日本三大七味」なるものもあるそうで。
(「日本三大○○」って、一体いくつあるんだろう?)
 
東京・浅草の「やげん堀」、
長野・善光寺門前の「八幡屋礒五郎」、
京都・清水寺門前の「七味屋」
とのこと。
 
お取り寄せ決定の吉田屋の七味のほか、
三大七味も揃えて食べ比べてみようかな…。
その際は、またコラムにさせていただきたいと
思います(笑)
 
こんなネタが
2019年の「コラム初め」になってしまいましたが……
今年の週末も、どうか懲りずに
コラムにお付き合いいただけたら嬉しいです^^
 
(ヤマダ)