公式HPの立ち上げまでの間、
イロトリドリでは、
Facebookページでの発信をしてきました。
https://www.facebook.com/irotoridori.project/

その中で、不定期にコラムをアップしており、
おかげさまで好評でしたので、
公式HPにもそのバックナンバーを掲載します。

第一回(4/25)の内容はコチラ↓↓
—————————

こんにちは。イロトリドリの山田(妹)です。

直接私たちをご存じない方も
いらっしゃるかと思い、
「こんな者です」というのが少しでも
伝わればと、日常の出来事や考えることなど、
ちょっとしたコラムを姉と交代で
不定期でアップすることにしました。

第一回。
うーん何にしよう。と思いますが、
「我が家の器のはじまり」のお話を。

私は、モノが好きです。
結婚して、さらに子どもを持ってからは、
家で過ごすことが多いので、
インテリアなど、特に家に関するモノを
選ぶことが日々の楽しみです。(インドア…)

器は、どのブランド・作家のものとか、
シリーズで集めているとかそういう感じでも
ないのですが…
我が家の器のテイストを決めるきっかけと
なった、お皿があります。

リチャードジノリのベッキオホワイト。

ご存知の方も多いかと思いますが、
上の写真のものです。

バスケットの編み込み模様が淵にあしらわれ、
中心に向かってレリーフのラインが
入っています。

結婚祝で職場の方々からいただきました。

選んでくれたのは、秘書をされていた
一回り上の先輩。
いつも素敵なお洋服で、いつも背筋がピンと
伸びている、そんな先輩です。

部からの結婚のお祝いに欲しい物を聞かれ、
お皿をまだあまり揃えてなかったので、
「プレーンな平皿」とリクエストしました。

後日、いただいた包みを開けると、
件のお皿が2サイズで10枚も入っていました。

最初の印象は、「ゴージャス・・・」。
当時20代半ばだった私、これに合うような
お皿を持っていません。

お皿は、ブランドものというより、
雑貨屋やインテリアショップで
それこそプレーンなものを買っていました。

でも10枚もあるし、
せっかく選んでくださったのだし、
そもそもでお皿自体足りていないので、
勿体ぶらずに普段使いで使い始めました。

・・・使ってみると、料理がきれいに見える。

お皿に相応しいように、少し盛り付けに
気をつかったのもあるかもしれません。
でも、なんだか背筋が伸びて、
それだけで気分が上がる。
食事に新たな彩りができたように感じました。
そんな体験から、このお皿を中心として、
いろんなお皿を揃えていきました。

あの当時、自分では選ぶことのなかったお皿。
けれど、選んでもらったからこそ、
自分にとっての新しい世界につながる。
そう感じた一つの出来事です。

イロトリドリの講座も、そんな風に、
ちょっとしたきっかけで
自分にとっての新しい世界が広がる。
そんな存在でありたいと思っています。

*******
いくつかお気に入りを。

 


白ベースの和洋折衷っぽいテイストが好きです。
カップは光を受けて少し透ける。
小鉢は波佐見の一真窯。

 

最近は色ものも。青がお気に入りです。
小皿は、イロトリドリのロゴをデザインしてくれた宮崎雄太さんのもの。