少し前の週末のことです。

うちの第2子(長男)と夫が
とあるイベントに2人で出かけることになり、
長女と次男と私の3人は別行動をすることになりました。

まだ1歳の次男はさて置き、
小2の長女にも何か満足できることをしてあげようと思い、
何をしたいか尋ねたところ、
「パフェが食べたいな」とのお返事。

その願いを叶えることになったわけです。

それで、
どうせなら次男が昼寝してくれれば尚いいよね、
という話になり、
次男が少し眠そうなタイミングまで家で待ってから、
満を持してベビーカーに乗せ、出かけたところビンゴ!
歩き始めてすぐに眠ってくれたのです。

そうとなれば、
その昼寝タイムをできるだけ長く活用すべく、
近場のカフェへ一目散!

娘としては、
ファミレスのパフェをイメージしていたようなのですが、
せっかくなので、ふと思い付いて
少し大人なカフェへ行ってみたのでした。

それこそファミレスや子連れの多いレストランとは違い、
何だかオシャレな様子に、
どこか恥ずかしそうな、
どこかときめいているような娘が新鮮で。

早速、娘がパフェと自家製レモネードを、
私が珈琲を注文します。

それを決める間も、
「迷っちゃうなーー」「うーーん。^^」
「こっちかなあ、いや、やっぱこれかな」なんて、

素直な乙女心が、
表情や言葉からこぼれ落ちるよう。
とても微笑ましい気持ちになりました。

また、パフェが出てくるまでの待ち時間もしかり。

壁に吊るされたドライフラワーや
テーブル上の小さな花飾りに気付き、
「なんかオシャレで綺麗だね!」なんて言ってきたり、
「写真を撮りたいからママの携帯貸して」と頼まれたり、

お互いが撮った写真を加工するのに、
このフィルタがいい!、いやこっちがいいかも、と
あれこれ盛り上がったり。

(その時の写真たち↓)

そして、いよいよパフェとドリンクが出てきて、
「やっぱり美味しい〜♡」と満足げな笑顔。

そんな一部始終をともにして、
「ああ、もう一人前の女の子なんだなあ…」と
しみじみ感じたのでした。

 

実は、私には、
「娘と友達のような親子関係になりたい」という願望は
昔からあまりなく、
女子女子するよりは、
サラッと心地よい関係でいられれば、
という考えだったのですが、

この日の”いかにも女子”なお出かけも、
それはそれで温かく楽しかった。

まあ、いわゆる恋バナだとか、友情の悩みだとか
とにかく何でも打ち明けられる間柄、
みたいなところには、
やっぱりあまりピンと来ませんが、
(もちろん、聞いてほしいと言われれば聞きますが。笑)

でも、将来、中高生や大学生になった娘と、
たまには一緒にお茶でもして、
美味しいものや甘いものでも食べて、
ちょっとした世間話や家族の話を交わしたり、
場合によっては、お互い本を読んだり音楽を聴いたり。

そういうのって悪くないよなあ・・・なんて。

それに、
「雰囲気と甘いものと美味しい珈琲(ドリンク)」
これが揃えば、とりあえず気持ちが上向く。
そんな女子要素を共有できるのは、
やっぱりいいものだよなあ。

なーんて気持ちになったりしたのでした。

 

そしてそして、何よりも。

そんな将来像を、
実感を持って想像できるほどに娘が成長したことが、
ものすごく感慨深かった私。

娘が5歳くらいになるまでは、
この日のカフェのようなことが実現することすら
想像だにできなかったから。

ああ、娘の子育ても、とうとうここまで来たんだな・・・、
と感じたあの日の昼下がり。

ようこそ、キラメクgirl’s worldへ。
これからは、もっともっと、酸いも甘いもあるんだよ。

嬉しいような、寂しいような、
マーブルの気持ちですが、
こんな日を糧に、また引き続き、
子育て頑張れるような気がしています。

ずっとベビーカーで眠っててくれた
次男くんにも感謝。笑
長男や次男とも、
その内デートってやつができるのかなー。
まだ想像つかないけど、それもいいな。