こんばんは。スズキです。
今日のコラムは、お気に入りのレシピ本をご紹介します。

 

私スズキ、家事の中で最も好きなものは料理です。
というか、料理以外は好きではない、という方が
正しいでしょうか。苦笑

お裁縫は大の苦手だし、
掃除はしなくても死なない派だし、
(妹が見かねて掃除をしてくれることもあります。)
洗濯物は、干した竿から使うし・・。

 

ただ、料理に関しては、
そもそも食べることが好きすぎるため、
自分の気分に合ったものが食べたい一心で、
毎日せっせと料理しています。

 

あと、料理が好きなのは、
組合わせの妙が好きだから、という理由も。

「メインが甘辛味だから、
汁物はさっぱりめの具材と味にしよう」

「メインがボリュームにやや欠けるから、
小鉢は芋や豆製品を使って、
お腹が膨れそうなものにしようかな・・・、
いや、ここは、炊き込みご飯にして、
そこでボリュームを持たせようか・・・」

「全体的に茶色い見た目になりそうだから、
青菜の浅漬けを急いで作るか。」

・・・といったように、
どう組み合わせれば、
味も量も見た目もバランスよく
自分的に満足できるか、
組み立てていくのが好きなのです。

まあ、この献立作りが、
日々面倒だったりもするのですが(苦笑)

でも、憎さ半分・可愛さ半分!

味・量・見た目、それぞれが、
短時間でピタっとハマるメニューを
作れた時の自己満足がやめられません。

 

あとは、ヘルシーを気取るわけではないのですが、
料理の中でも、野菜料理が本当に好きで、
野菜の多い料理を食べたいと思うと、
自炊せざるを得ない、という実情も。
(だって、デパ地下にせよ、巷のお惣菜にせよ、
 野菜サラダとか煮物とかって、
 家族量を買うと結構なお値段!)

 

そんなわけなので、
基本的には、冷蔵庫の素材とにらめっこしながら、
あるもので献立を組み立てるべく、
クックパッド先生に頼りまくる日々。

レシピ本の出番は少ないのです。
数もあまり持ってません。

 

でも、それでも、
私が時々、無性に開いて作りたくなる
レシピ本があります。

野菜中心で、身近な素材で、
簡単に作れて、しかも美味しい。

今日は、そんな3冊をご紹介します。

 

【1:『有元葉子の野菜教室』】

学生時代に、本屋さんで見つけて、
あまりのシンプルさに、思わず買った一冊。
あの時、直感で買った自分を褒めたい
と思うほど、気に入っています。

調理法も調味料も、削ぎ落とされているのに、
なぜかどれも素晴らしく美味しくて魅力的。

「素材の味を引き出す」って
こういうことなんだ・・ということを
心から味わえる本だと思います。

中でも、度々作ってしまうのはこのレシピです↓↓

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●かぶ・長ネギ・ベーコンのオイル蒸し
→クタッとジューシーなかぶが絶品。
 これにブロッコリーを入れるのも好き!

●沢煮椀
→豚肉と千切り野菜で作った汁物。
 出汁と塩だけなのに、豚の脂の旨みが沁み渡ります。

●ポテトとにんにくのスープ
→キャベツも入っていて、じゃが芋との食感の対比が◎!
 にんにくで元気が出るので、疲れてる時に食べたくなる。
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残念ながら、絶版になっているようなので、
中古でしか手に入らないのですが、
写真も美しく、ぜひ手にとって見ていただきたいと
思うレシピ本です。

 

【2:『うーらのオーガニックレシピ手帖』】

こちらは、↑の本とは一味違って、
調味料なども、そこそこ使っていくタイプの本。

オーガニックレシピというだけあって、
肉や魚は使わないレシピばかりなのですが、

野菜だけで、堂々とメインを張れるレシピが
本当にたくさんで、
しかも簡単で、コクも旨みもあり、
著者のアイディアの数々には脱帽です。

「自分では思いつかないけど、
言われてみればすごく合いそう!
これは食べてみたい!」と思わせられるものばかり。

こちらもお気に入りレシピを挙げると・・・

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●コリコリごぼうのSimpleガパオ飯
→ひき肉の代わりに、ゴボウの粗みじんでガパオ!
 これが合うんですホント!ひき肉を足して作ることも。

●カボチャのジンジャークリームパスタ
→クリームとは書いてあるけど、どこか和風。
 カボチャの甘みに生姜のアクセントが絶妙です。

●アボガドときゅうりの塩ナムル
→珍しい取り合わせではないですが、海苔の使い方と
 酢の分量が最高だと思います。いつも倍量!笑
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こちらは、続編も出ています。

 

【3:『暮しの手帖のクイックレシピ』】

こちらは、まだ我が家に仲間入りしてから、
1年足らず。
めっきりレシピ本を買わなくなった私が、
つい買ってしまったnewcomerです。

・主材料は3つまで
・かかる時間は5〜20分くらい
・家にある基本の調味料で

というコンセプトで、
10名の料理家がレシピを寄稿しています。

いや、ほんとにどれもクイック!助かる!
そして、和洋中エスニックと
レシピのバラエティも豊富で、
困った時に開くと、どれかしら作れる感じです。

シンプルな作り方なので、
材料を変えてアレンジもしやすい気がします。

では、お気に入りレシピを。

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●塩サバマリネのオーブン焼き
→材料を和えてオーブンで焼くだけなのに、
 手の込んだ風に見える!塩サバを洋風にできて好きです。

●中華風目玉焼き丼
→言ってみれば「目玉焼きご飯」なのだけど、
 ほんの一手間で、ちゃんと中華で、ちゃんと美味しい。

●塩ブリの大根鍋
→「澄んだおいしさ」というコピーが付いていましたが、
 その通り!大人は柚子胡椒で食べると尚うまし。
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以上、3冊のご紹介でした!
ついついアツく語ってしまって、
長くなってしまった・・。

レシピ本って、料理の可能性を感じられて
ワクワクしますよね!

食欲の秋、まっただなかです。
もしオススメのレシピ本があれば、
ぜひ教えてください。

日々の献立の新たな刺激にします。^^

(鈴木)