こんばんは、スズキです。
早速ですが、わたくし、
「コツコツ毎日」がとにかく苦手であります。

夏休みの宿題も、
半泣きで最終日にやっていたタイプだし、
家計簿みたいな記録モノが続いた試しはないし、
掃除もよほど目に余るようになってからしか
手をつけないし・・。

そんな私ですから、
植物を育てるのも、もちろん苦手。

これまでに、何度
花瓶のお花や観葉植物を枯らしたことか・・。
夫にも呆れられる始末ですが、
「人間の子供を育てるので手がいっぱいなの!」と
言い訳しています。笑

いや、子育てしてても
植物を枯らさない人、いますよね。
ちゃんと毎日お水をあげられるかどうか。
ただそれだけのことなんですが。

でも、できないんだなあ・・・。

 

ところが、先日、
そんな枯らし常習犯の私でも、
枯らさずにいられた植物が!

 

それは「豆苗」。

 

(なんだ、豆苗かい!
ってツッコミが聞こえてきそう・・。苦笑)

 

いやね、
実は、豆苗ですら、
これまで成功したことがなかったのです。

パッケージの案内にそそのかされて、
水に浸けたはいいものの、
芽吹くかどうか、なかなか見えてこないし、
水を替えるのが面倒で放置していたら、
乾いてきた感じがして、
罪悪感でますます手が遠のき(苦笑)、
最終的には諦めてゴミ箱行き、という流れ。

しかもそれ、一度ならず何度かやりました。

ついては、いい加減に懲りまして、
もう豆苗は育てない!と
心に決めていたのです。

 

ところが、少し前の休日、
夕飯調理中に豆苗を使っていたら、
それを見た夫が、
「あ、それ、もう一回育てようよ」
と言います。

心の声に従って反対する私。

しかし、そんな私の意向を無視して、
夫が、豆苗の根元を空き容器に浸け始めたのでした。

ただ、私と違ったのは、
容器の大きさに合わせて豆苗をカットし、
大きすぎた部分は捨てていたこと。

そして、
容器にすんなり収まった豆苗くんに水を浸し、
あとはヨロシクとばかりに、
キッチンに置いていきました。

 

翌日。
いつも通り、豆苗には目もくれなかった私ですが、
なんだか「夫がせっかく浸けたし…」
という気もしてきて、
試しに水を替えてみたのです。

そしたら。
「か、替えやすい!」 (笑)

 

これまで自分でやった時は、
毎度その辺の適当な容器にそのまま豆苗を入れるため、
容器に対して豆苗がギュウギュウすぎて、
水を替えると、はみ出して面倒だったり、

逆に容器が大きすぎて、
水の替え時に容器がヨレっとなり
水が溢れたりしていたわけです。
(どんだけズボラなんだろう。笑)

ところが、
容器に適切な大きさの豆苗だと、
そのストレスがない!!

これなら水を替える気になれる・・・と
目から鱗でした。

ほんと、
ちょっとした違いだったんですね。苦笑
大きさを最初に合わせる。
ただそれだけのことで、
こんなに感覚が違うなんて。

 

それ以来、気がついたタイミングで、
ちょこちょこ水替えを繰り返したところ、
一部、伸びてくる豆苗くんが現れたのでした!

 

ちなみに、
この「最初に伸びるのは一部だけ」というのも、
私の中では、想定外で。

勝手なイメージで
全部が同じようなペースで一気に伸びてくると
思い込んでいたため、

これまでは、
なかなか全体が伸びてこないのにしびれを切らし、
早々に「もうダメだ」と諦めていたわけです。

でも、違った!

伸びてくるペースは、
早いの・中くらい・遅いの、がいて、
もちろん量は中間層が一番多いのだけど、
その中間層が伸び始めるまでには、
ちょっと時間がかかる。

そのことを、
今回初めて知りました。

マジョリティが芽吹き始めた時の
可愛さといったら。笑

こうなってくると愛着も湧くもので、
ますます水替えに前向きになります。

かくして先日、
順調に育った豆苗くんを、
生まれて初めて収穫し、
ぶじ家族の胃袋に収めることができたのでした。

 

祝・枯らす女、卒業!

 

以上、今回学んだ教訓。

●ほんのひと手間でも、
最初に快適な導線や設定を整えることで、
後の作業がグーンとスムーズになること。

●結果は、すぐに一斉に出るとは限らないこと。
少し辛抱して待てば、
グッと結果の出るタイミングがあり、
そうなれば、ますますやる気につながること。

 

なんだか・・・

子育てにも通じる・・・

子供のやる気を引き出したい時、
まさに、こういう心境で臨まねばだよなあ、
と。

豆苗に子育てを教えられてしまった。笑

 

我が子のやる気も枯らさないよう
精進したいと思う、
”元・枯らす女”スズキでした。

「枯らす女」に返り咲かぬよう、
ひと手間を惜しまず、
辛抱して頑張ります。笑